浜なぎ商店の物語
創業から95年、同じやり方で
浜なぎ商店は、昭和5年から小田原で干物を作り続ける土和商店の屋号です。この商店は、派手さはない。毎朝、相模湾で揚がった魚をさばき、塩漬けにする。そのときだけ、目が動く人たちです。
昭和5年から今まで、この土地で同じやり方で干物を作ってきました。無駄な添加物を加えず、塩と水、そして伝統の「魚醬塩汁」で味付けする。相模湾の鮮度のいい魚だからこそ、シンプルな味付けで活きる。スーパーの干物は流通の都合で古い豆が混ざることがあります。浜なぎ商店の干物は、毎日その日の魚を塩漬けにし、風で乾かし、創業以来、産地から直送。
選んだ魚は、毎朝早くさばかれます。あじ、いわし、さば、さんま。相模湾産のしらす、桜えび、金目鯛。干物だけで30種類以上。それぞれに、その魚の味を引き出す塩加減がある。
あなたが食べる瞬間まで、無添加で相模湾のまま。
個人商店だから、ひとつひとつ手をかけて、無添加のまま送り出します。大きな会社には、なかなか真似のできないことです。